パレートの法則 の 法則を考慮すると, 80 点 → 100 点にする努力は, 60 点 → 80 点に必要な努力よりも圧倒的に大きい. だから, 「80 点で良いのなら, 80 点で 満足して, それ以上は狙わなくても良いんじゃないの?」という話になる.
一方で, 例えば芸術家やアスリートは, 100 点を狙って想像を超える努力をしている. 永遠にたどり着けないかもしれない 100 点を 目指して研さんしているからこそ, 見る者が感動するのだと思う. また一般人でも, 例えば趣味などは 100 点を狙っているかもしれない. 好きなだけ時間をかけて, 納得のいく活動ができれば, それが満足につながるのだろう.
最近思うのは, 議論していて「かみ合わないな」と思ったとき, もしかすると 基準 が違っていることが多いのではないか? ということ. 例えば, 洋服を買いに行くとき, ある人は「80 点の服が見つかればそれで OK」と思い, 別の人は「100 点の服が見つかるまで探したい」と なると, 議論がかみ合わない. レストランに入って, 80 点で OK の人ならさっと料理が決まるけど, 100 点の人は悩みに悩んで料理を選ぶ.
議論がかみ合わないときは, 満足に至るプロセスやメカニズムに思いを馳せると, かみ合わない理解できることもある. だからと言って, 80 点基準の考え方を 100 点基準に変えたり, その逆にすることは難しいので, 結局, 議論はかみ合わないままになってしまうことが多いのですが…
今週の雑記 (2024W39)
- フリーレン, 第 2 期決定
- AtCoder Beginner Contest 373 にトライ. A, B, C までで力尽きました
- 自由民主党, 石破さんが総裁に. いろいろ想いはある