分配法則で組織を考える

口上

最近, 何も書けていなかったので, 煮詰まっていないけど書くことにした.

分配法則

数学で分配の法則というのがある ( ぶんぱいほうそく【分配法則】 | ふ | 辞典 | 学研キッズネット ).
 + と積  \times が定義されているときに, 任意の数  a, b, c に対して以下が成り立つことをいう.

 \displaystyle
\left( a + b \right) \times c = a \times c + b \times c

これって, 組織設計のときの考え方も表現できるなと思った.

組織設計の分配法則

商品  A の製造・販売機能を  a, 商品  B の製造・販売機能を  b とする. この会社  C を以下のように表現する.

 \displaystyle
C = a + b

例えば製造・販売機能の中の調達機能を  p とし,  a = a^\prime p,  b = b^\prime p と すると, 会社  C

 \displaystyle
C =  a^\prime p +b^\prime p = \left( a^\prime + b^\prime \right) p

これは調達機能は  A B に共通だから, これらの組織の外に出して調達機能専門の組織  P を 作ったと考えることができる.

ここまで

というわけで, 考えていたのはここまで.

こんな表現をすると, 大きな組織の構造を記号で表現できるなとか,  A B から飛び出した  P は 独自の組織目標を設定するけど, それによって何が起こるか…などが語れるか? (これはちょっと怪しい) とか 思ったが, ひとまず今回はここまで.

おまけ

はてなMarkdown \TeX の記法が使えるのが面白かった.